芝浦工業大学のサマーインターンシップに参加しました

2024/12/20(金)
 芝浦工業大学との高大連携プログラムとして、高校1 年生、高校2 年生の希望者を対象とした「サマーインターンシップ」を実施しました。プログラム内容は、工学系の学びに興味・関心を持つ女子高校生が、8 月1 日(木)~8 月8 日(木)の8 日間にわたり、大学の研究室に所属し研究活動を行うというものです。

 実践女子学園からは高校1 年生7 名、高校2 年生15 名が参加し、物質・化学系、生命系、電気電子情報系、建設系、機械系、デザイン系、数理科学系の各分野の研究室に配属され、研究活動を行いました。
 1 日目のオリエンテーションでは、プログラムの説明と参加者の初顔合わせがあり、最初は他校の生徒を前に緊張している様子でしたが、同じ志を持つ理系女子同士、自己紹介後はすぐに打ち解けていました。
 2 日目からはいよいよ研究活動開始です。各研究室に分かれて指導教授、TA を務めてくれる学生さんたちと顔合わせをし、この日からそれぞれの研究室での活動がスタートしました。ロボティクス研究室では、ライントレースロボットのプログラミングに挑戦したり、有機電気化学研究室では、世界初の発光化合物の合成に取り組んだり、といずれの研究室の生徒も研究活動を存分に楽しみました。
 また3 日目には大宮キャンパスで開催されるオープンキャンパスに参加しました。
 4 日目~6 日目には、各研究室で研究活動や発表準備が進められ、いよいよ7 日目に、豊洲キャンパス、大宮キャンパスそれぞれの会場に分かれて系統別発表会が行われ、8 日間の研究の成果を発表しました。
 最終日は豊洲キャンパスにて、クロージングセレモニーが行われ、山田学⾧より修了証が授与されました。担当した教員や学生も参加しました。その後、参加生徒1 人1 人から活動の振り返りを発表し、指導してくださった先生から温かいお言葉をいただいて、8 日間にわたるプログラムが無事終了しました。
 今回のプログラムが1 人1 人にとってかけがえのない貴重な経験になったようです。今回このような機会を設けてくださった芝浦工業大学の皆さまに改めて感謝申し上げます。
生徒の感想
・化学に興味があり、このプログラムに挑戦しましたが、実際にたくさんの実験をさせていただき、大学での学びがとても身近なものになり、大学でももっと化学について学んでいきたいと思うようになりました。

・実際に建てられている現場を見学したり、鉄筋コンクリートの実験をしたり、実際に鉄筋がどのようにして壊れるのか、構造を知ることができ、難しい部分もあったけどとても勉強になりました。もともと設計に興味がありましたが、建築に対する興味がより増しました。

・最初に研究を興味を持って、楽しんでやってくださいと先生が言ってくださり、また研究室の方が、最初から最後までとても丁寧に説明してくださったので、積極的にプログラムに参加することができました。

・エネルギーデザインから他の建築分野にも発展していくことができるとわかり、建築にもさまざまな要素があり完全に別々ではなく、全てはつながっているんだと実感し、より建築分野に関心を持つことができました。
実践女子学園では、理系を志望する生徒が年々増加しています。今後もさまざまな形で教育連携を進め、興味を持った分野について一歩踏み込んだ学びを体験し、高校の学びと大学の学びをつなげる試みを続けていきたいと考えています。

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