三輪田学園は開校以来、「誠実であること」を何よりも大切に、一歩ずつ着実に前に進む女性を育て続けてきました。そして今、大きく揺れ動く時代の中で、より積極的に探究し、挑戦する女性の育成をめざして、さまざまな新しい学びに取り組んでいます。他校・大学・社会とのつながりもさらに充実!あなたも三輪田をスタート地点に、大きく羽ばたいてみませんか?
進化する三輪田の「高大連携」で、新しい自分に出会う!
「高大連携」とは、高校が大学と連携し、大学教授による出張講義や模擬講義のほか、大学生と協働で探究学習を行うなど、高校の授業では得られない「深い学び」を体験することで、早くから進路選択に向けた広い視野を身につけ、将来についてより具体的な展望を持てるように行う取り組みです。三輪田学園では、早くからこの取り組みに着手し、複数の大学と連携するプログラムを展開してきました。なかでも隣接する校地を有する法政大学とは、大学教授による講演会のほか、外国人留学生との交流会Cross-cultural Project、SDGsをテーマとして企業や大学生とともに課題解決を図るSTARTプログラム、法政大学教員による理科実験教室、福祉委員会の生徒と法政大学のボランティアサークルVSPとの共同プロジェクトなど、さまざまな高大連携プログラムを実施しています。
さらに、新たに法政大学協定校推薦制度を締結し、昨年度より、全15学部において各2名、最大30名の推薦枠が設定されました。それに伴い、高3対象で、法政大学各学部の教員による全12回の「法政大学高大連携講座」と「法政大学特別聴講制度」もスタートしています。
「法政大学高大連携講座」では、現代社会の諸問題について法政大学の教員がオムニバス形式で講義を行います。法政大学の協定校推薦を希望する生徒は原則として受講しますが、他大学を志望する生徒も受講することができます。参加する生徒は、文系、理系の別なく、すべての講義を受講することになっていて、進路希望の学部を決定する際のミスマッチを防ぎ、自分のやりたいこと、学びたいことを確認する機会にもなります。
また、「法政大学特別聴講制度」は、法政大学の学生も受講しているデータサイエンス(入門a/b)の授業を三輪田の生徒がオンデマンドで受講し、法政大学に入学した際には正式な単位として認定される制度です。こちらも、他大学を志望する生徒の聴講も可能です。
こうした取り組みの結果、今春、法政大学協定校推薦の第一期生として、18名の生徒がそれぞれ希望の学部に進学しました。
また、昨年度は東京女子大学、津田塾大学とも高大連携協定を締結しています。東京女子大学は今年度より、最大10名の推薦枠を設定するとともに、東京女子大学のふだんの授業に参加して大学の学びを体験する受験生向けプログラム「1日東女生」に優先的に応募できることになりました。津田塾大学は総合政策学部4名を含む最大11名の推薦枠を設定するとともに、大学の授業をオンデマンドで受講し、津田塾大学に進学した場合、単位認定されるシステムも導入されます。
高大連携は生徒が進路を考えるうえで大きなメリットになります。大学での学びを体験し、それまでぼんやりしていた進路が明確になったり、思ってもみなかった自分の可能性に気づいたり、考えていた方向とは違う興味が生まれたりすることもあるでしょう。三輪田ならではの幅広い高大連携プログラムは、生徒が新しい自分に出会うきっかけにもなっているのです。
レベル別指導で最大限力を伸ばす三輪田の英語
中学生の英語の授業は、中1では英検取得級、中2・中3では英検取得級と定期テストの成績によってHonors Class、Advanced Class、Standard Classに分かれて行われています。英検入試を行っていることもあり、もともと英語が得意で入学し、さらにレベルアップする生徒も少なくありませんが、なかには、入学前にはほとんど英語を学んでいなかったのに、三輪田の英語教育で一気に力を伸ばし、最上位クラスで学ぶようになった生徒もいます。また、海外進学も視野に入れたeラーニングシステムや、マンツーマンのオンライン英会話も実施。豊富な海外研修も用意して、さまざまな側面から英語力を磨いていきます。
興味・関心が将来の選択肢につながる三輪田の探究学習
三輪田では、大学のゼミのように複数の専門分野の中から生徒が自ら選んだ講座に所属して、課題を設定し、情報分析・整理分析・発表に取り組むオリジナルの総合学習「MIWADA-HUB」(中学)、その経験をもとに、教科の枠を超えて自分で課題を設定し、個人探究に取り組む「MIWADA-LAB」(高校)を展開。高校では全員が企業や行政主催のコンテストに応募します。ここ数年、学外のコンテストに積極的にエントリー
する生徒も増え、活躍の場が広がっています。
放課後学習で自学自習の姿勢を身につける
放課後自習室M L L( M I WA D A L e a r n i n g L o u n g e )が用意され、中1は1 7 : 3 0まで、中2以上は1 9 : 0 0まで残って自習することが可能です。クラブ活動の後にも利用でき、大学生コーチに質問することもできるので、多くの生徒が参加しています。自主利用が原則ですが、中1は学習習慣の定着を目標に、全員、放課後学習システム「まなびクラブ」に週1回参加することになっています。