明治学院の6年間で、心も体ものびやかに育つ

2023/10/01(日)
たくさんの出会いに満ちた
明治学院の6年間で、
心も体ものびやかに育つ

5万6千平方メートルの緑あふれるキャンパスに、最新設備のそろう校舎、美しいチャペルやライシャワー館、蔵書数約6万5千冊の図書館、2万平方メートルの広さを誇る全面人工芝のグラウンド、豊かな自然を活かしたビオトープなど、充実した教育環境が整う明治学院中学校・東村山高等学校。今年度、学校長に就任された大西哲也先生は、「本校には、みなさんの成長の種となるたくさんの出会いがあります」とおっしゃっています。どんな出会いが待っているのか、募集入試主任の安達薫先生にお話を伺ってきました。
進路につながる
“幅広い学び”と出会う 


明治学院中は学校法人明治学院が設置する唯一の中学校です。高校進学後、明治学院大学進学を希望する場合は、3年間の成績が上位80%以上など推薦条件を満たせば、志望理由書・小論文・面接による系列校特別推薦入試を受験することで優先的に進学できます。また、成績が上位30%以内などいくつかの条件を満たす生徒は、明治学院大学への推薦進学資格を有したまま、他大学の受験ができる特別出願制度の利用も可能です。大学入試が揺れ動く中、こうした制度があるのは進路を考えるうえで大きなメリットになっています。 実際に、例年5割程度の生徒が明治学院大学に進学します。とはいえ、中高で展開される教育は幅広く、進路についても一人ひとりの志望に合わせて指導しています。明治学院大学にはない学部を志望したり、国公立や私立難関大学を志望したりする生徒もきめこまやかにサポートします。「本校は、美術系の大学に進学する生徒も多いんですよ」と安達先生はおっしゃいます。 美大受験は勉強法が特殊ですが、美術の選択授業のほかにデッサンの実技を組み込むなど、それぞれの試験の必要に応じて、充実した対応が行われているそうです。「美大出身というと芸術家のイメージが強いかもしれませんが、実は、建築家やプロダクトデザイナー、グラフィックデザイナー、映像作家など、活躍の場は多彩です。そうしたことも踏まえて、自分が将来何をやりたいかを考え、夢を実現する道を見つけてほしいですね」。 同校では、主要教科に偏ることなく、どの教科にも満遍なくしっかりと取り組んでいます。さらに社会のさまざまな分野で活躍する卒業生を招いて講演会を開催するなど、キャリアデザイン教育にも力を入れています。こうして幅広い学びと出会うことが、それぞれの生徒にとって最適な進路を選ぶ土壌になっていると言えるでしょう。


世界人の基盤となる
“英語”と出会う 


同校の掲げる教育目標は「道徳人・実力人・世界人」です。英語の指導では、その中の「世界人」に焦点を当て、世界で通用する生きた英語力、「受験を超えた英語」を身につけることをめざします。教科書は中高を通じて「プログレス21」を使用し、中学3年間で大学入試レベルをほぼ修了するハイレベルな授業を展開。中1から高2までは日本人の先生による読解と文法、リスニングを中心とした授業と並行して、ネイティブの先生による英会話の少人数授業も行われます。「先生方は50分間、生徒が眠くならない授業にするために(笑)工夫を凝らしています。順番に指名して答えさせることも多いですし、小テスト、英文法の解説、生徒同士の対話など次々と方法を変えて、生徒をまったく飽きさせません」。 コロナ禍の影響で中止していた高校の海外研修も再開しました。「高1・高2では40日間アメリカのクリスチャンホームに一人でステイし、家族の一員として夏を過ごすホームステイプログラムを、高3の1月にはアメリカアイオワ州の大学寮に約3週間滞在するウインターイングリッシュプログラムを、どちらも選抜希望制で実施します。ホームステイプログラムは、本校オリジナルのスタイルで長年続けてきたプログラムで、生徒は英語を聞き取る力を養うとともに、人間的にも大きく成長して帰ってきます」


生き方の指針となる
“キリスト教”と出会う 


同校はキリスト教に基づく人づくりを教育理念として、宗教教育を行っています。毎朝15分間の礼拝を、中学生は講堂、高校生はチャペルで行い、クリスチャンの先生から聖書の言葉を聴き、ともに祈ります。また、全学年で週1時間、「聖書」の授業を行い、キリスト教の背景となる史実などを学びながら、隣人愛について考えます。「入学後に初めてキリスト教に触れる生徒がほとんどですが、卒業文集に礼拝のことを書く生徒も多いんですよ。信者にならなくても、キリスト教を生き方の指針にしてくれたらうれしいですね」


熱中できる
“クラブ活動”と出会う


動部、文化部ともに多彩なクラブがそろう明治学院中。中1ではほぼ全員がクラブに入部します。今年度の春季東京大会で優勝を果たした高校のアメリカンフットボール部につながるフラッグフット部や、多くのコンテストで優秀な成績を収めるハンドベル部、ビオトープで観察・研究を続ける自然科学部をはじめ、どのクラブも活発に活動しています。「人工芝のグラウンドができてから7年経ちますが、スポーツに打ち込みたい生徒にはとてもいい環境だと感じています。運動部でも文化部でも、自分の好きな活動に出会い、熱中する6年間を過ごすことで、学業だけでは身につかないたくさんのことを学ぶでしょう。高3の秋まで大会が続くクラブもありますが、明治学院大学に推薦で進学する生徒は受験勉強の必要がないので、最後まで部活動に力を注ぐことができます。それも一つの選択肢になるのではないでしょうか」


信頼できる
“先生”と出会う

最後に安達先生は「何よりも大きいのは人との出会いだと思います」と話されました。「本校ではどんなときも、人と人がどう関わるかということを大切にして指導しています。中高時代に経験するさまざまな活動を通して、かけがえのない仲間と出会い、何でも相談できる先生と出会ってほしいですね。本校にはいろいろなタイプの先生がいますが、どの先生も生徒とのつながりを第一に考えていて、生徒の誰もが必ず自分の信頼できる先生を見つけられる学校です。安心して入学し、のびのびと学校生活を送って、あなたの道を見つけてください」。


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