これからの社会で必要と されるコンピテンシー

2024/01/17(水)
これからの社会で必要とされるコンピテンシー
 2022年度、共学の中高一貫校として新たなスタートを切ったサレジアン国際学園。キリスト教価値観に基づき、「理性」「宗教」「慈愛」をモットーとする建学の精神を受け継ぎながら、変わりゆく時代を生き抜くために、カトリック修道会サレジオ会の創立者聖ヨハネ・ボスコの意思にもつながる21世紀に活躍できる世界市民の育成」を目標に掲げて、生徒一人ひとりを輝かせる教育を展開します。
 テクノロジーが進化し続ける変化の大きな時代で活躍するためには、誰かから言われたことをただ覚えるのではなく、自分自身で考えて行動できることが大切です。サレジアン国際学園の生徒は、学校生活の様々な場面で「なぜ」「あなたはどう思う」などと問いかけられ、自分の意見を持つこと、発言することを求められます。教員から何かを教えてもらうために学校へ来るのではなく、自分自身の考えを共有し、教室で共に学び合う仲間に貢献することで互いに高め合う。そういった21世紀型の学びが、ここにはあります。

PBL型授業を中心に据えて思考力を飛躍的に高める
 サレジアン国際学園では、すべての教員が、すべての教科の授業でPBL(Project Based Learning)型といわれる問題解決型の学習法を取り入れています。PBL型授業は、①知的好奇心を刺激する問いと出会う②問いに対する最適解を自分で考える③ディスカッションで互いの最適解を共有する④グループの中で最も論理的な最適解を議論で選出する⑤グループの代表としてクラス全体へプレゼンテーションを行うという5つの段階で進んでいきます。この学習を続けることで、生徒は「論理的に思考するプロセス」を何度も経験していき、論理的な思考を様々な角度から求められる
ことで、論理的思考力が飛躍的に高まっていきます。また、これからの社会で必須とされるプレゼンテーションのスキルも切磋琢磨しながら向上させていきます。

「探究」と「英語力」という特色を備えた2クラス展開
 中学校には、本科とインターナショナルの2クラスを設置。探究の本科と英語のインターナショナルが刺激を与えあいながら成長していきます。
 本科クラスでは、PBL型授業を中心に思考力を培うとともに、英語授業も週8時間あり、言語活用力も同時に伸ばしていきます。また、ゼミを通して生徒がテーマを設定し研究を行う「個人研究」という探究型の学びも用意されています。
 インターナショナルクラスは、各自の英語力に応じてスタンダードグループ(SG)とアドバンストグループ(AG)に分かれて学びますが、HRクラスは混合です。英語の授業は週10時間。AGでは英語、数学、理科、社会の授業はオールイングリッシュで行います。
サレジアン教育の中核となる学び舎 新校舎プロジェクト
サレジアン国際学園中学校高等学校は、教育方針「21 世紀に活躍できる世界市民の育成」を実現するためには最適な教育環境が必須との強い思いから、現在の校舎がある北区赤羽台の学校法人星美学園敷地内、大聖堂横の本館跡地に新校舎を建設します。地上5階、地上1階の新築校舎で、普通教室、特別教室はもちろん、最先端のラボや多様なラウンジ空間、カフェや体育館等を収容し、既存校舎に比べ約1.4倍の規模となります。このなかで、私たちが推し進める、5つのチカラの伸長、PBL、英語・国際教育、理数・ICT教育を最高の形で実現していきます。使用開始は、2026 年9月の予定です。
ホームページはこちらから

前のページに戻る