未来に夢を描き 「人間らしく生きる」

2024/01/14(日)
未来に夢を描き「人間らしく生きる」
 「人間らしく生きる」を校訓とする東京電機大学中学校。正面玄関には、ギリシャ語で「人間らしく生きる」と書かれた文字が掲げられています。「人間らしく生きる」とは、自らの未来に夢を描き、それを実現していくこと。2016年より新たに5つの力、「視野の広さ」「冒険心」「専門性」「共感力」「向上心」を身につけていくべき力として設定し、新しい時代と国際社会で活躍する人間の育成を目指しています。
 中学校では1クラスを30名前後で編成し、学習面でも生活面でも、生徒一人ひとりに対してきめ細かに対応。中高6年間のさまざまな教育活動を通して、自分の個性や適性をしっかり理解させ、その上で将来の夢や希望を明らかにさせます。また、将来の夢や希望の実現に向けて日々の学習に励むとともに、さまざまな体験を通じて、人として生きていく上で不可欠な幅広い教養と倫理観を育てます。

伝統の情報教育・理科教育
 中学は5クラス編成で、中学1~2年次は均等クラスです。中学3年次で「応用力養成クラス」1つと、4つの「基礎力充実クラス」に分かれます。応用力養成クラスは国公立大学を目指すクラスです。基礎力充実クラスは、幅広い分野への進学に対応するクラスです。
 昨年度から始まった新教育課程では、高校1年次に理科基礎科目を3つ履修し幅広い理系的視座を養います。情報教育は開校当時から行われています。中学1年次には近年導入したブロック型の指示を組み合わせていくプログラミングでロボットを動かし、楽しく学んでいきます。またWord やExcel, Power Point を使ったプレゼンテーションはもちろん、高校1年生までにVBA(Excel の中の言語)やPC言語を用いたプログラミングの基礎まで行います。1人1台のタブレットPCも持ち、情報の授業以外でもさまざまな場面で活用されています。
 理系と文系に分かれるのは高校2年次です。東京電機大学への内部推薦も視野に入れる場合には理系クラスに所属します。例年、理系と文系の比率は、男子で約「6 : 4 」ですが、女子では「5 : 5 」です。理系では、物理の習熟度別授業があるというのも当校の特徴の1つです。
 当校では現在、約7~8割の生徒が他大学へ進学しています。高校3年次は、午前中が必修授業、午後は個々の必要に応じて授業を選択します。系列大学への内部推薦を考えている生徒は、この選択科目の中で、より高度なプログラミングについて学ぶこともできます。なお、内部推薦を希望する生徒は、被推薦権をもちながら、国公立大学の併願受験ができます。
近未来社会で生きるための力を育む中1 〜中3 週1時間の独自教科「探究」がスタート
 2021 年度より、中学校の新教育課程に独自の「探究」を設定し、課題解決の方法を学んでいきます。当校が定めるこの授業を通して、将来において必要とされるであろう5つの力、「視野の広さ」「冒険心」「専門性」「共感力」「向上心」を育成します。
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