「自ら考え、判断できる若者」 の育成

2024/01/12(金)
「自ら考え、判断できる若者」の育成
 獨協埼玉は135年以上の歴史をもつ獨協学園を母体に設立されました。獨協の教育理念は哲学者天野貞祐の「学問を通じての人間形成」であり、この理念は同校の「自ら考え、判断することのできる若者を育てる」という教育方針に受け継がれています。
 語学や理数教育、体験学習に力を入れ、幅広い知識や教養を身につけます。緑豊かな広大な敷地には近代的な施設が整っているのも特色。伸び伸びとした学校生活を土台に、将来に向けて生徒たちが自分自身を客観視できる判断能力を養い、視野の広い優れた社会的リーダーの育成をめざしています。

6年間でコミュニケーション力を磨きあげる
 中高6年を通し豊かなコミュニケーションスキルを身につけていきます。そのために「読む」「書く」「聞く」「話す」の4つの能力をさまざまな科目で伸ばしていきます。
 中学では、朝学習の読書、あらゆる教科でのレポート提出、英語や社会でディスカッションを取り入れています。加えて、数学や理科からは公式の根拠を経験的に理解することにより、思考力と想像力を育てます。英会話は少人数クラスで、きめ細やかな指導を進めています。
 授業は週6日制で、土曜日は午前中の授業です。午後は行事、検定、クラブ活動など、生徒の主体的な活動の時間になります。朝学習の時間は英語、数学、漢字など5教科の小テストや読書の時間で、生徒の授業理解を手助けします。
 高校では「語学の獨協」の伝統に基づき自由選択により高1からドイツ語を学ぶことができます。2年からは文・理のコースに分かれた授業選択とネイティブ教員による英語表現や国公立受験対応のための授業があります。3年では志望分野別の5コースと自由選択。英語に関しては受験対策をしつつ、実践的なコミュニケーションに力
を入れています。

学んだ英語を異文化で発信
 国際社会を自分の目でとらえ、豊かな国際感覚を身につける機会に恵まれています。
 短期海外プログラムは、中2・3はニュージーランド、高1・2はオーストラリア、ドイツ( 隔年実施)、シンガポールやニュージーランドで研修します。参加する生徒は英語圏・ドイツ語圏の生徒たちやホストファミリーと触れ合い、コミュニケーション能力を鍛えます。
 全員が参加するのは中2の国内留学体験。郊外の施設を利用して2泊3日海外の学生や留学生と共に過ごします。事前準備から力を入れており、短い期間で濃い経験を得ることができます。
 一方、海外からの生徒の受け入れにも積極的で、国際交流を深めています。
中学3年間の総合学習を通してステップアップ 
 それぞれの総合学習で将来の自分の姿を考える機会を設けています。中1は獨協埼玉を囲む豊かな自然を活かし、田植えを経験します。中2になると外国語の授業の一貫として国内留学と、キャリア教育に力を入れています。働く人たちのコミュニケーションを学び、人と人のつながりを実感します。最後のステップは福祉に関わります。学内講義を受けてから実習をします。それぞれの実習から、社会で自分は何ができるのかを考えるきっかけとなっています。
ホームページはこちらから

前のページに戻る