「心の声に耳を傾けて」 海外進学に踏み出した先輩たち~Global Newsletter vol.2

2025/07/30(水)
 6 月14 日(土)に海外進学ガイダンスが行われました。対象は中学3 年生~高校3 年生です。このガイダンスは海外の大学進学を目指している人、あるいは少しでも留学について考え迷っている人に向けて、海外進学についての様々な情報を共有するために毎年行われています。
 本校ではこの10年以上、毎年生徒を海外大学へ送り出しています。大人数ではありませんが、それでも途切れることなく海外大学への進学者が続いていることはとても貴重なことであり、留学を迷っている後輩たちへの大きな励みともなっています。

 2024 年度の海外大学への入試は、まだすべてが終了したわけではありませんが、現時点でも非常に素晴らしい実績が出ています。台湾の最高学府である国立台湾大学や、オーストラリアのGroup of 8(各州を代表する名門大学で、日本で例えるなら旧帝国大学に相当)に属する 2 校を含め、世界的にも高く評価されている大学への進学が決まりました。うち1 人は本校のアデレード短期留学を経験し、この地で学びたいとアデレード大学に進学します。国内の大学に限らず、自分の学びたいことを世界に求めて努力してきた結果だと思います。
 今年のガイダンスには2 人の卒業生ゲストを迎えました。
ひとりは、この3月に実践を卒業し、夏から国立台湾大学へ進学する卒業生です。国立台湾大学は台湾の最高学府です。近年アジアへの留学は増えつつあり、特に台湾は日本人にとって慣れ親しんだ国の1つです。台湾の大学には「全英語課程」というものがあり、大学での正規学士課程をすべて英語で学ぶことができます。つまり台湾にいながら中国語のみならず実践的に生きた英語を学ぶことができるのです。
 もうひとりの卒業生は、G8 の1 つである西オーストラリア大学を昨夏に卒業した後、再度学業への道を志し、この夏よりアメリカのアイビーリーグの1つであるイエール大学大学院へ進学する先輩です。オーストラリアに進学するまでたくさん悩んだという彼女の経験、そして自分の心の声に耳を傾けてオーストラリアへの留学を決心した道のりについて話してくれました。「自分の心の声に耳を傾けた」というメッセージに後輩たちはとても真剣に聞き入っていました。
 この8 月にオーストラリアの大学へ向けて出発する卒業生はさらに2 名います。こうした先輩たちの背中を見て、現在のグローバル社会を生き抜いていく後輩たちが自分の進路を考える際に「海外進学」というものがひとつの選択肢としてあることを知ってもらえれば、と願っています。
【2024 年度 海外大学 合格実績】
台湾
 国立台湾大学(台湾の最高学府)
 国立台湾師範大学
 国立台北大学
U.K.
 Cardiff University
 Newcastle University
 University of Exeter
Australia
 University of Adelaide (G8)
 The university of Western Australia(G8)
 Griffith University
U.S.A
 Temple University, Japan Campus
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